最終更新日:2023/10/25
誰の土地や不動産なのか名義としてはっきりと公示して明確にするものが「不動産登記」という制度です。
土地や建物の所在、面積、その他の権利などを記録し、安全で円満な取引をはかる役割があります。 相続が発生した場合に不動産の名義を変更する事を「相続登記」といいます。
登記をする事によって誰の不動産なのかハッキリさせます。
相続登記を行うには亡くなった方の出生から死亡までの全ての戸籍を集める必要があるのですが、転々と本籍を移されていたり、遠方の市町村に請求しなければならない場合、手続きがかなり複雑になってしまいます。 また、昔の戸籍謄本は全て手書きで作成されており、普通の方が読むには困難なものがあります。
相続登記を行う上で必要な書類を作成したり集めるのは相当な知識と労力を要します。
また書類に少しでも不備があると何回もやり直す必要あり、相当な根気を要する作業です。
その他にも相続人同士が揉めていたり、相続税がかかってしまったり、時間がないなどの理由が名義変更を行う上での大きなハードルとなります。
◆状況
先祖代々受け継いでいた土地と建物が祖父名義のままずっと放置していました。祖父母と父、母が亡くなり、相続人は伯父と兄とご依頼者様です。このたび祖父名義の不動産を売る事になったのですが、名義が祖父のままなので売れません。祖父はすでに50年以上前に亡くなっており、どのような手続きをすれば良いのか分かりません。伯父とはずっと会っておらず、連絡先も分からない状況でした。
◆当窓口の方針
念の為、他に相続人がいないか確認するために戸籍の収集の契約を行いました。その結果、他に相続人はおらず、疎遠な伯父の住所も分かったので、司法書士が伯父に「遺産分割協議のご協力のお願い」のお手紙を出しました。その後、伯父が協力してくれる事が決まり、相続人全員の話し合いの機会を持つ事が出来ました。
◆結果
遺産分割協議がまとまり、その後ご依頼者さまへの相続登記を行い、無事に売却の手続きに進むことが出来ました。
はじめての事で何も分からない状況で大変親切ですごく心強かったです。色々ありがとうございました。
亡父のマンション相続でお世話になりました。遺産相続協議書の作成はもちろんのこと、ローンの残債処理の相談や、売却の為の仲介業者への相続登記進捗の連絡など細かい事まで対応いただき大変助かりました。ありがとうございました。
遺産分割協議書作成時に相続人の印鑑をもらえず迷惑をかけてしまいましたが、最後まで対応して頂きとてもありがたかったです。感謝しております。
Q.なぜ相談は無料なのですか?
A.当窓口の方針としては、お客様の為に作業に入らない段階ではお金を頂かない方針です。もちろん無料相談の時もお客様の為に親身に対応させていただきます。相続登記において発生しそうな問題点とその解決策をご提示し、経験豊富な専属スタッフが事実関係やご希望等をうかがいます。そして、発生しそうな問題点を指摘し、その解決策をご提案いたします。
Q.本当に相談だけでもいいんですか?
A.はい、大丈夫です。相続手続きに関して当事務所の司法書士が親切丁寧にご相談に対応させていただきます。
Q.相続手続きが完了するまでにどの程度の時間がかかりますか?
A.個別の事案によっても異なりますが、概ね1~2ヶ月程度かかります。不動産以外に預貯金や株式等がある場合や、相続税の申告をしなければならない場合は、3ヵ月以上かかる場合もあります。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
この記事を書いた司法書士
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【保有資格】: 司法書士、行政書士
【専門分野】: 相続全般、遺言、生前対策、不動産売買
【経歴】: 2010年度行政書士試験合格、2012年度司法書士試験合格。2012年より相続業務をメインとする事務所と不動産売買をメインとする事務所の2事務所に勤務し実務経験を積み、2014年に独立開業。独立後は自身の得意とする相続業務をメインとし、相続のスペシャリストとして相談累計件数は1500件を超える。2024年司法書士事務所センス開業10周年、現在に至る。
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