相続税早見表 どの程度相続税がかかるの?

最終更新日:2024/08/05

相続税早見表

相続に関するご質問の中で特に多いのが、「具体的にどの程度の相続税がかかるのか?」という内容です。

相続税の額は、遺産の総額(債務を控除した後の金額)と法定相続人の関係によって決まります。

相続税の計算は複雑で、多くの要素が関与しますが、以下の相続税早見表を参考にすることで、おおまかな相続税額を確認することができます。

この表は、一般的なケースを基にしており、具体的な状況によって異なる場合がありますので、詳細な計算や個別の相談が必要な場合は、専門家にご相談されることをお勧めします。

配偶者がいなくて子供のみの場合

課税価格の合計額
(基礎控除後の遺産総額)
配偶者がいない場合
子1人 子2人 子3人
5,000万円 160万円 80万円 20万円
1億円 1,220万円 770万円 630万円
2億円 4,860万円 3,340万円 2,460万円
3億円 9,180万円 6,920万円 5,460万円
4億円 1億4,000万円 1億920万円 8,980万円
5億円 1億9,000万円 1億920万円 1億5,210万円
10億円 4億5,820万円 3億9,500万円 3億5,000万円

配偶者がいて、子供もいる場合

※配偶者の取得割合は全て2分の1です

遺産総額
(基礎控除後の遺産総額)
配偶者がいる場合
子1人 子2人 子3人
5,000万円 40万円 10万円 0円
1億円 388万円 315万円 263万円
2億円 1,670万円 1,350万円 1,218万円
3億円 3,460万円 2,860万円 2,540万円
4億円 5,460万円 4,610万円 4,155万円
5億円 7,605万円 6,555万円 5,963万円
10億円 1億9,750万円 1億7,810万円 1億6,635万円

 

配偶者のみが相続人の場合

配偶者のみが相続人の場合、配偶者控除が適用されるため、遺産額が1億6,000万円以下であれば相続税はかかりません。

配偶者がいなくて兄弟姉妹のみの場合

課税価格の合計額
(基礎控除後の遺産総額)
配偶者がいない場合
兄弟姉妹1人 きょうだい2人 きょうだい3人
5,000万円 1,200万円 600万円 400万円
1億円 3,700万円 1,850万円 1,233万円
2億円 9,700万円 4,850万円 3,233万円
3億円 1億6,700万円 8,350万円 5,567万円
4億円 2億3,700万円 1億1,850万円 7,900万円
5億円 3億700万円 1億5,350万円 1億233万円
10億円 5億8,200万円 2億9,100万円 1億9,400万円

注意点

配偶者控除

配偶者が取得する遺産額が法定相続分または1億6,000万円のいずれか大きい方まで相続税がかかりません。

基礎控除

相続税の基礎控除額は「3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数」です。

累進課税

相続税は累進課税制度を採用しており、遺産額が多いほど税率が高くなります。

参考リンク

国税庁 相続税の税率

この記事を書いた司法書士

司法書士 鈴木 喜勝司法書士事務所センス 代表司法書士
【保有資格】: 司法書士、行政書士
【専門分野】: 相続全般、遺言、生前対策、不動産売買
【経歴】: 2010年度行政書士試験合格、2012年度司法書士試験合格。2012年より相続業務をメインとする事務所と不動産売買をメインとする事務所の2事務所に勤務し実務経験を積み、2014年に独立開業。独立後は自身の得意とする相続業務をメインとし、相続のスペシャリストとして相談累計件数は1500件を超える。2024年司法書士事務所センス開業10周年、現在に至る。

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